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ないです

よく耳にする言葉で、どうにも違和感を感じてしまう言葉がある。

「ないです」という言葉がそれ。

耳にするたびに「『ありません』と言えよ」と思っていた。

ところが、「ないです」に、なぜ違和感を感じてしまうのかを上手く説明できなかった。

例えば、「ないです」の反対語は「あるです」になるとしたら、
これは誰が聞いてもおかしいと思うんじゃないか。

「ある」の丁寧語は「あります」で、反対語は「ありません」だろう。

と考えたのだけど、

「ありません」は「あります」の否定形であって、
「ない」の丁寧語ではないのではないか?

と思ってしまうのだわ。



なんてことを長年気にしていたのだけど、検索してみればいいのだと思いついた。

[日本語 ないです]検索

見つかりました。
インターネットってすごい。

そもそも「〜です」という言葉は「〜だ」の丁寧語だったんだね。

つまり、「〜です」を「〜だ」に置き換えてみると、
正しい日本語かどうかが確認できるのだ。

「ないです」を使う人でも「ないだ(方言ではない)」とは言わない。

なるほど、そういうことか。



と、ここで面白い例題を見つけた。

「きれいだ」とは言うけど「美しいだ」とは言わない。

つまり、「きれいです」は正しいが「美しいです」は間違いなのだ。

「きれい」は名詞で「美しい」は形容詞だからだとか。

言葉のルールって面白いね。

 
| 考え事 | 21:50 | - | - | - | - |

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